2月4日のKNU第5旅団のプレスリリースによると、2023年1月だけで、ムトロ管区(パプン郡区)のカレン民族同盟(KNU)第5旅団の支配地域で、国軍と200回以上の衝突が発生し、国軍と国境防衛隊(BDF)側から中隊長を含む47人の兵士が死亡、55人の負傷者が出た。
さらに、KNUが国軍の6つの軍兵舎と軍車両1台を破壊したと発表した。また、国軍の空爆により、14人の民間人が死亡し、11人が負傷した。国軍がジェット戦闘機で24回空襲し、機銃を放ったため、地域住民の家屋50棟以上が被害を受け、全焼した家屋もあった。火災で焼失した建物の中には、4つの病院、宗教施設、教会が含まれていた。
写真:空襲で破壊されたムトロ管区の家々