国軍部隊とマジートウン村のピューソーティ合わせて約100人の部隊がラパンラ村に侵入し、放火等を行った。約250棟が全焼した。国軍が焼夷弾や灯油を使ったため、燃え方が激しかった。国軍が去った後、村の住民が被害状況を確認した際に、自宅で黒焦げになった尼僧の遺体が発見された。
キンウ郡区情報センターのFacebookから、黒こげになった70代の尼僧の遺体が回収されたことが発表されると、ザガイン地方域には大人数の地域防衛隊がいるはずなのに、たった100人位の国軍部隊の乱暴狼藉をなぜ止めることができないのかという、無念さを訴えるコメントが多数寄せられている。
現在までにキンウ郡区内の地方防衛隊と一般市民合わせて250人以上が命を落としている。村々に放火する国軍の犯罪行為により、避難民の数はキンウ郡区だけで10,000人以上に上っている。時代の眼/写真:荒廃したラパンラ村の焼け跡、家ごと焼き殺された尼僧の姿