2月17日の第5旅団広報の発表によると、2月15日夜、国軍がカレン民族同盟(KNU)パプン管区第5旅団を空爆した。一般市民の住宅も多数焼失したという。
国軍は戦闘機3機でパプン管区のトーティーペー村に爆弾6発を落とした。7つの学校、ビル6棟、市場、米貯蔵庫、農機具倉庫棟が破壊される被害が出た。国軍は2月14日にもデブノ村を空爆し、建物や倉庫棟を破壊している。国軍が毎日のように空爆を行うため、一般住民は生活も仕事もできない状態になっている。
KNUの発表によると、2023年1月から現在までに国軍が第5旅団と第6旅団に対して行った空爆は60回に及び、落した爆弾は200発を超えるという。ヘリコプターからの機銃掃射等もあって、一般市民が数多く被害を受けていることを訴えている。
ソース:KNU
国軍の空爆で破壊された一般市民の住宅や学校