地元住民によると、2023年1月24日、25日、サガイン地方域ディペイン郡区東部のニャウンフラー村で、国軍による3 回目の放火があった。ニャウンフラー村は、家屋約1,000戸、人口3,000人以上の比較的大きな村である。
国軍部隊の放火により、現在、地元住民は安全な場所に避難している。地元住民には、事前に、80人以上の国軍部隊がイェウ郡区からニャウンフラー村に向かって来るという知らせが入っていたので、何とか避難することはできた。
国軍は、宗教的建造物や精米所、搾油所等を破壊し、また、住宅や農機具等に放火し、破壊した。SACによる軍事クーデターの後、ディペイン郡区では5,000棟以上の家屋と5つの僧院が国軍の放火によって焼失した。
昨年2022年11月、1回目の侵入・放火で48棟の家屋が焼失し、12月3日に2回目の侵入・放火で50棟以上の家屋が焼失、2023年になって3回目の侵入・放火でほぼ村全体が焼失したと報告されている。
写真:ディペイン戦争避難支援・救援隊