シャン州南部ペコン郡区イーヌウェ地区ライエ村付近。カヤー州(カレンニ)青年団によれば、1月10日、午前8時から夕刻にかけて、国軍戦闘機が村々の上空を旋回したため、地元住民は攻撃を恐れて避難を余儀なくされた。国軍のジェット戦闘機は午前中、午後、夕方に1回ずつ上空を旋回したため、学校で授業中の児童50人以上がパニックになって避難した。
地元住民と戦争被害者(避難民)の間にも懸念が広がっている。モービエ郡区ライエ村付近には、戦闘を逃れて避難してきた避難民約2000人が暮らしている。モービエ地方防衛隊の情報部によれば、国軍はペコン郡区ばかりでなく、カヤー州モービエ郡区でも上空からの偵察活動を行っているという。
レピャイ/時代の眼 写真:カヤー州(カレンニ)青年団