1月23日午前11時、国軍はチン州ミンダット郡区にあるパレットゥイー村を空襲した。地上からの攻撃はなかった。
この空爆により、地元住民の家屋やパレットゥイー村の僧院が被害を受けた。家屋2棟、僧院、得度の儀式を行う建物が倒壊した他、爆撃による負傷者も出た。また、国軍はミンダットの町から村に向けて榴弾砲を放った。空襲で被害を受けた僧院は、戦争を逃れてきた難民の避難所になっていた。
国軍は宗教施設を攻撃するばかりでなく、意図的に民間人の難民までも標的にしている。国民統一政府(NUG)外務省は1月23日付で声明を発表し、評議会軍(国軍)部隊が民間人の家屋、学校、僧院を意図的に破壊したと述べた。
国軍部隊は榴弾砲、地雷等で修道院や一般人を攻撃しており、これは人道に反する戦争犯罪である。NUGは、ビルマ国民を代表して、国連および関連する国際機関に対し、国軍のジェット燃料購入を阻止する効果的な措置を講じるよう、懇切に要請した。
写真:CRD