約200人の国軍部隊が銃を乱射しながらザガイン地方域ミンムー郡区カントー村に侵入し、村の仏教寺院や民家に放火した。寺院と民家10棟が全焼した。 地元住民の話によると、この部隊が付けていたバッジから、モンユワの国軍北西方面作戦本部から来た部隊と見られるという。

2023年2月26日午前9時頃、ザガイン地方域キンウ郡区に駐留していた2組の約100人の国軍部隊が、キンウ市から出て来て、キンウ市からイェウ市につながる道路沿いの村々に侵入した。テーズー村にも、銃や砲弾を乱射しながら侵入した。 見張りから侵入を知らせる情報が事前に村に入ったため、村人は避難することができたが、ザガイン地方域は遮るものがない平地が広がっている土地なので、隠れる場所がなく、国軍が東に来れば西に逃げ、北に来れば南に逃げることを繰り返すほかはない状態が続いている。