国軍部隊がタイェッカン村に放火
1月10日、ミャンマー国軍部隊がパレー郡区タイェッカン村に侵入し、放火した。 今回の侵入・放火で、家屋46棟が全焼した。国軍はパレー郡区で掃討作戦を展開しており、民家への放火や一般人の殺害等を繰り返している。 REF : PVTV／時代の眼／写真： PVTV – パレー郡区タイェッカン村での放火の様子
ヤンゴンの革命学生によるゲリラ戦術のデモンストレーション
「偽のファシスト選挙反対」「軍事独裁を根絶せよ」等と書かれたプラカードを掲げて、ゲリラ戦術のデモンストレーションを行うヤンゴンの学生の若者たち。 写真：©AAMIJ
村は軍事評議会の軍隊によって襲撃され、焼かれ、村のほぼ全体が焼失した
国軍が掃討作戦の一環として、タネンダーリ地方域プロー郡区トー村に侵入した。トー村のほとんどの家屋が全焼した。
国軍侵入によりタウシャービン村で22棟以上が全焼
「We love Myaing」グループによると、12月18日夜、マグウェ地方域パウ郡区タウシャービン村に国軍が侵入し、村に火をつけたため、22棟以上が全焼した。国軍部隊は12月19日午前、タウシャービン村を出てミャイン郡区に入り、ラコーピン村、ミンコーテ村を経由してワーイェンチャイン村に侵入し、この村で一夜を明かした。12月20日午前、国軍部隊はワーイェンチャイン村を出て、セービャー村に侵入した。セービャー村に侵入する際には、砲弾や銃を乱射しながら侵入した。現在、この国軍部隊は、セービャー村とソーピン村の間で休んでいると、地域住民から電話連絡が入っている。地元住民たちは安全な場所を求めて、避難中だという。
国軍のディペイン郡区掃討作戦で370棟以上が全焼、85歳の老人2人を殺害
国軍が1月3日から1月9日にかけて、7日間連続でザガイン地方域ディペイン郡区の村々に放火し続け、合わせて370棟以上の家屋を全焼させた。また、85歳の老人2人を殺害した。 国軍部隊は、ディペイン郡区のイン村、サイピン村、チー村、パヤートウェ村、マジーサウ村、サッピャーチン村、ボウ村、ウンヤン村、インタイレー村、チャウンナー村等に火をつけ、老人を殺害した。また、ディペインブラザーフッドグループによると、チャウンナー村とインタイレー村の住民6名が行方不明になっているという。 国軍部隊は、銃や大砲を放ちながら村々に侵入しては放火を繰り返している。このため、村の住民は避難生活を強いられ、数々の困難に直面している。 国軍部隊は、銃や大砲を放ちながら村々に侵入しては放火を繰り返している。このため、村の住民は避難生活を強いられ、数々の困難に直面している。 時代の眼 写真：ディペインブラザーフッドグループ
チン族戦線（CNF）本部への攻撃を悼んで閉鎖されたハカ市の商店
今朝（2023年1月11日金曜日）、ハーカー市の商店や会社は、空爆の被害を受けたチン族戦線（CNF）本部のビクトリアキャンプと、空爆の犠牲者に哀悼の意を表して閉鎖された。 これは、Hakha Campaign For Justice（ハーカー正義を求める運動）ページの呼びかけに応じて、ハーカー市の商店や企業が営業を停止し、哀悼の意を表したものである。 国軍の空爆でCNFの兵士に死傷者が出たもので、チン族戦線（CNF）本部への空爆では、本部の5人の兵士が死亡した。 タンチンスン/時代の眼 写真：ザ・チンポスト
バンコクで武器・薬物密輸のミャンマー人を逮捕ミン・アウン・フライン国軍最高司令官の息子と娘の所持品も発見され押収
2022年9月17日、タイのバンコクで、タイ警察の家宅捜索により、麻薬と武器の密輸グループの一味と見られるビルマ人が逮捕された。その際、軍事クーデターの指導者ミン・アウン・フライン国軍最高司令官の娘名義の銀行通帳と、息子アウン・ピャエ・ソネの所有する100万ドル相当のマンションの登記書類も押収された。 逮捕された武器密輸業者および麻薬密売人であるトゥン・ミン・ラットは、軍事指導者ミン・アウン・フラインの子供たちと関係があるが、これだけの証拠があるにもかかわらず、タイ警察はまだこの問題について行動を起こしていない。ミャンマーの司法当局は、この問題に関する声明を発表し、行動を起こすよう要求している。 トゥン・ミン・ラットの逮捕後、タイ警察は不動産、現金、車を押収し、高価な時計やデザイナーハンドバッグなど、合わせて約5,000万ドル相当を押収した。トゥン・ミン・ラットから押収した資産の市場価値は約3,300万バーツに及ぶ。また、アウン・ピャエ・ソネがバンコクのベルグランドラマ9番地に所有する、およそ100 万ドルの4ベッドルームの高級コンドミニアムの権利証書も含まれる。 タイ警察はまた、軍事指導者ミン・アウン・フラインの娘名義のサイアム商業銀行の預金通帳2冊を押収したが、タイ当局はまだ銀行口座凍結の措置を講じていない、とジャスティス・フォー・ミャンマーは報じた。 時代の眼 写真：CRD – ジャスティス・フォー・ミャンマー
軍ジェット戦闘機が終日上空を旋回、住民は避難
シャン州南部ペコン郡区イーヌウェ地区ライエ村付近。カヤー州（カレンニ）青年団によれば、1月10日、午前8時から夕刻にかけて、国軍戦闘機が村々の上空を旋回したため、地元住民は攻撃を恐れて避難を余儀なくされた。国軍のジェット戦闘機は午前中、午後、夕方に1回ずつ上空を旋回したため、学校で授業中の児童50人以上がパニックになって避難した。 地元住民と戦争被害者（避難民）の間にも懸念が広がっている。モービエ郡区ライエ村付近には、戦闘を逃れて避難してきた避難民約2000人が暮らしている。モービエ地方防衛隊の情報部によれば、国軍はペコン郡区ばかりでなく、カヤー州モービエ郡区でも上空からの偵察活動を行っているという。 レピャイ/時代の眼 写真：カヤー州（カレンニ）青年団
国軍がチン族戦線（CNF）本部を空爆
2023年1月10日午後4時30分頃、国軍がジェット戦闘機5機で、チン州チンタンタラン郡区にあるチン族戦線（CNF）本部（ビクトリア キャンプ）を空爆した。 チンランドのニュースサイトは、5名が死亡、10名が負傷、建物等に被害が出たと報じている。 CNFのメンバーによると、1月10日の午前中から、チン州で使用しているインド側の電話回線が遮断されていたうえ、戦闘機もインド方面から飛来してきたので、この攻撃にはインド政府も関与しているのではないかと疑われている。また、国軍が再度攻撃を継続してくるという情報も入っているという。
国軍がサーリンジ郡区に侵入し破壊・放火
2023年1月8日、国軍部隊がザガイン地方域サーリンジ郡区モージョービン村に侵入し放火した。村の住民は攻撃を受ける理由がわからず、困惑しながら逃げ回るばかりであった。 ザガイン地方域サーリンジ郡区には銅鉱山があり、中国企業が入っている。国軍はこれを守るために攻撃しているのではないかと、村の住民は推測している。