2022年12月29日、国家統治評議会は、モーラミャイン裁判所で、ヤンゴン大学学生連盟の書記長で、ヤンゴン教育大学の4年生ナントウェタウーさんに、ミャンマー刑法第50-E条違反により10年の禁固刑を言い渡した。ナントウェタウーさんは反政府運動に関する活動中、2022年6月9日に逮捕された。最近、学生活動家たちが10年以上の長い禁固刑を言い渡されるケースが多くなっている。

国軍は、2022年12月29日、ヤンゴンで大晦日の一夜だけ外出禁止令を解除すると発表した。ヤンゴンのパブリックスクエアで新年を祝う行事を行うと国軍が発表し、12月31日の夜12時から翌1日の朝4時まで、外出禁止令を解除するというものである。 一般市民が平常な生活を送っていることを国際社会にアピールするためだろうと、ヤンゴン市民は言っている。10月と11月にもミャンマーでは仏教の祭りがあり、パブリックスクエアで行事が行われたが、この時の人出はまばらだった。 10月に行われた仏教の祝祭行事

2022年12月27日朝8時45分頃、ザガイン地方域カンバルー郡区アウテー村に国軍軽歩兵363部隊が侵入し、村の住民5人を拘束し連行した。5人はサトウキビ農家だが、この季節は砂糖きび栽培は農閑期であり、ゴマの収穫時期なので、ゴマ農家の収穫を手伝っているところを連行された。現在どこにいるかは分からない状況である。